【佐伯 要 プロフィル】
スポーツライター。
野球のノンフィクションや、書籍(指導論や技術書など)の取材・構成をしています。
「取材の量と原稿の質は比例する」
「どれだけ無駄足を踏むかが原稿の深さを左右する」
をモットーに、地道に現場に足を運ぶことを積み重ねています。
「週刊ベースボール」「大学野球」「ベースボール・クリニック」(以上ベースボール・マガジン社)などの野球専門誌で執筆。
2014年から2年間は、日本工学院八王子専門学校の非常勤講師を務め、文章によるコミュニケーションを指導しました。
【経歴】
1971年3月30日生まれ。和歌山県新宮市出身。
小学4年から野球を始める。小5から捕手。
兵庫県佐用町立佐用中では軟式野球部で捕手、三塁手としてプレー。
中3夏の大会終了後は龍野ボーイズ(当時)に所属。
兵庫県立佐用高では1年夏からベンチ入り。
2年秋から正捕手となり、「二番・捕手」として出場した3年夏は
兵庫大会2回戦で敗退。
早稲田大学スポーツ科学科へ進学。
大学では軟式野球サークル「アスコットパワーズ」で野球を楽しむ。
卒論は「バッティングスキル上達のためのイメージトレーニング」。
大学卒業後は、スポーツメーカーの㈱ゴールドウインで営業に携わる。主にテニス/スイムブランドの「エレッセ」、レディスフィットネスブランドの「ダンスキン」などを担当。商品企画のプロジェクトにも参画しました。
上司や先輩、同僚に恵まれたものの、「好きなことを仕事にしたい」という思いが強くなり、16年目となった2009年春に同社を退職。フリーライターとして活動を始めました。
当初は実績もコネクションもなく、仕事はまったくありませんでした。いろんな出版社にアプローチしたが、門前払いの日々が続きました。
それでも、とにかく現場へ行き、取材を重ねました。
そして、2009年秋。
取材現場で「週刊ベースボール」の編集者さんと出会いました。
そのときカバンのなかに持っていた、誰にも頼まれてもいないのに
すでに書いていた原稿がきっかけとなり、
「週刊ベースボール」でデビュー。
そこからはいっしょに仕事をした編集者さんやカメラマンさん、
現場で出会う同業のライターさんからの紹介で仕事をいただけるようになりました。
おかげさまで、無事に2024年にライター歴16年目を迎えることが
できました。
いつも取材させてくれる指導者や選手のみなさん、
原稿を依頼してくれる編集者の方々に感謝しながら、
日々、取材を積み重ねています。